編集グループ〈SURE〉

山田慶兒
海路としての〈尖閣諸島〉
──航海技術史上の洋上風景──

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遠洋航海者たちの勇気と友愛が拓いた、洋上の歴史と風景
15世紀、中国・明の福建と琉球王国のあいだには、両地の外交と交易をたもつ福建─琉球航路が開かれていた。
舵手たちは、〈尖閣〉の島々を海上の重要な目印としながら、その船を操り、国の違いを越えて、互いの安全のために航海指針書を伝えあった。

2013年10月中旬刊行

定価2,484円(本体2,300円+税)

四六判・並製、160ページ
発行・発売 編集グループSURE

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刊行のごあいさつ

 〈尖閣諸島〉をめぐる領土問題が、きなくさい話題とともにジャーナリズムをにぎわす日々が続いています。

 けれども、技術史家の山田慶兒さんは、こうした海域にはもともと「領土」という観念が存在せず、明の福建と琉球王国の那覇とをつなぐ航路の遠洋航海者たちが、国の違いにとらわれない気組みで、互いの安全のために航海指針書を伝え合った歴史を明らかにしていきます。

 〈尖閣〉の島々は、航海者たちに航路の安全をもたらす、海上の重要な目印としての役割をになっていました。誰のものでもなく、それは、海を行く人々の命と勇気を等しく支える洋上のシンボルだったのです。

 本書では、この論文「福建ー琉球航路と釣魚嶼──中国と琉球国の無名の遠洋航海者たちを讃えて」に、作家・黒川創らとの討議も加えて、洋上の歴史から汲み出すことのできる今日の課題も、明瞭にしていきます。

  山田慶兒『海路としての〈尖閣諸島〉──航海技術史上の洋上風景』は、10月中旬刊行の予定です。ゆかりの読者のみなさまに、予約申し込みによるご支援のお願いを申し上げます。

 お申し込みをいただいた方には、本が出来上がり次第、最優先で、責任をもって郵送にてお届けいたします。

2013年 初秋
編集グループSURE(代表・北沢街子)

本書の内容

  • 著者まえがき
  • 第1章 この文章を書きはじめるまで
  • 第2章 「福建ー琉球航路と釣魚嶼
         ──中国と琉球国の無名の遠洋航海者たちを讃えて」
  • 第3章  これをめぐっての討議

著者について

山田慶兒(やまだ・けいじ)

科学史家。1932年福岡県生まれ。

京都大学理学部宇宙物理学科卒業、京都大学大学院文学研究科(西洋史学専攻)修士課程修了。同志社大学工学部助教授、京都大学人文科学研究所教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。現在、龍谷大学客員教授。

おもな著書に『夜鳴く鳥』、『朱子の自然学』、『中国医術はいかにつくられたか』(以上、岩波書店)、『授時暦の道』(みすず書房)、『黒い言葉の空間』(中央公論社)、『制作する行為としての技術』(朝日新聞社)、『復元水運儀象台』(共著、新曜社)、『中国の医術を通して見えてきたもの』、『技術からみた人類の歴史』(編集グループSURE)など。

訳書にガリレオ・ガリレイ『星界の報告』(岩波文庫)、『ダンテは世界をどう描いたか──新訳「神曲地獄篇」と、その解説』(編集グループSURE)など、多数。

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