編集グループ〈SURE〉

「編集グループ〈SURE〉」は「街の律動をとらえる」(Scanning Urban Rhyme Editors)ことをめざして、京都から活動をはじめた集まりです。詳しくは「SUREについて」をご覧ください。

* 送料は一回のご注文につき、書籍・雑貨・チケットを問わず、何点でも210円です。(日本国内、同一の宛先に)

注文方法はこちら

【ただいま注文が混み合っており、お届けまで一週間前後かかります。】
【SUREでは一部の本を除き、取り次ぎを通しておりません。郵便払込にて直接購入をお願いいたします。】


イベントの御案内

『中尾ハジメ×黒川創 レクチャー&トーク』 ~福島第一原発事故から10カ月──いま進行しつつある危機について~
『黒川創×北沢街子×瀧口夕美  「アイヌのユリ子さん」上映会&トークLIVE』

編集グループSUREの最新刊の御案内


山田稔 日本の小説を読む

2011年10月下旬刊行


かつて京都には、こんな読書会があった!

「日本小説を読む会」の盛衰史が、その中心人物、作家・山田稔によって語られます。

熟読、分析、毒舌のかぎりを尽くした「日本の小説」16作品をマナイタに上げての徹底討論も収録!

刊行のごあいさつ

 「日本小説を読む会」は、一九五八年、京都大学人文科学研究所での雑談がこうじて結成され、月に一回の例会を、一度も休むことなく、実に三七年間続けられた読書会です。会を立ち上げた中心的人物は、山田稔と故・多田道太郎(フランス文学者)。のちにメンバーは、大学、高校の教員、サラリーマン、学生と増えていきます。

 毎回、一人の報告者が、これぞという小説を選んでそれについて発表。参加者も、それぞれが歯に衣着せぬ発言で、作品をめった斬りにするという、小説の作者としては身の毛のよだつ光景。その数時間におよぶ会の様子が、テープ録音でなく、山田稔ら会員の速記(?)によって記録され、毎回「会報」という形でまとめられました。その記録の数、なんと四〇〇。

 この度、知る人ぞ知る「日本小説を読む会」の盛衰史が、山田稔さんによって書き下ろされました。当時、どのように日本の小説が読まれたか、山田稔が記録をつとめた選りすぐりの「討論」一六篇を併せて収録しました。

 ジャーナリズム、アカデミズム、コマーシャリズムの中心地・東京から遠く離れて、好きな小説を読んで、好きなことを言う。外国(とくに欧米)のものばかりありがたがる知的怠慢に喝を入れ、あくまで日本の純文学にこだわる。なかでも、生活(人生)に近い長篇小説を、素人として読んでいこう。「よむ会」はそういう集まりでした。

 さて、どのようにこの読書会はつづけられたのか? 会費の徴収、会報の作成、印刷所との交渉、二次会の場所取り……、小説を読む以外にもやることはたくさんあります。

 読書会だけにとどまらず、日本の小説が読まれた、時代、社会背景、当時の京都の雰囲気も生き生きと感じとれます。

 巻末に、明治から現代までの日本の小説を見渡す「読んだ作品一覧」を収録。

 日本の小説を読んでみたくなる一冊を、読書の秋にご案内いたします。

   2011年 晩夏
         編集グループSURE(代表・北沢街子)


目次

ご注文方法 (本書は直接販売のみです) 同封の、または郵便局備付けの郵便払込用紙に、ご住所、お名前、電話番号、書名『日本の小説を読む』、冊数をご記入の上、

〔00910-1-93863 編集グループSURE〕あてに、一冊につき2520円(定価2310円+送料210円)をお払込みください。わたくしどもより責任をもって、郵送にてお届けいたします。

※送料は一回のご注文につき、書籍、雑貨、チケットを問わず何点でも210円です。(日本国内、同一の宛先に)

山田 稔(やまだ みのる)
1930年 福岡県門司生まれ。
主な著書に『コーマルタン界隈』、『富士さんとわたし─手紙を読む』など。翻訳にロジェ・グルニエ『チェーホフの感じ』他、多数。

山田稔『日本の小説を読む』
2011年10月下旬刊行
四六判・並製、224ページ、定価2310円(本体2200円+税)
発行・発売 編集グループSURE




中尾ハジメ 『原子力の腹の中で』

2011年9月下旬刊行


3・11で、
この世界は変わってしまったか?
『スリーマイル島』の著者、中尾ハジメが語りつくす


原子力の混沌の中で、
私たちはどう考え、
行動していけばいいのか?



中日新聞/東京新聞・Chunichi BookWeb(2011年10月)

刊行のごあいさつ

 いま、福島第一原発事故をめぐって、新聞、雑誌、本、テレビ、インターネット上などの情報は、いろんな立場から発信されています。工学的、医学的な、専門家たちの議論、政治的な議論、経済的側面からの議論、そして、単なるうわさ話や、混乱を深めるだけではないかと疑いたくなる話。放射能の被害ひとつとっても、放射能の専門家たちの意見さえ、割れています。食品の放射能汚染は、今後どんどん進行することでしょう。「風評被害」といいますが、どこまでが根も葉もない風評で、どこからが現実に根ざした害なのか。いったい、誰が「正しく」判断してくれるのでしょうか?

 原発事故以来、私たちの周りには、たくさんの言説が投げ出されていて、まるで、原子力という巨大な魚の腹にのみ込まれたかのようです。人間の身の丈を越えた混沌、それが原子力の意味するところかもしれません。そして、この混沌には、生活基盤が根こそぎ奪われる危険がうごめいています。

 私たちはすでに原子力の腹の中にいます。なにを足場にして考えたらいいのでしょうか?

 今回お話しいただいた中尾ハジメさんは、1979年3月の米国スリーマイル島の原発事故のあと、現地を歩いて、調べ、考え、住民の人たちとの話を重ね、『スリーマイル島』(野草社)という本を書きました。この本は、一人で知識を身につけた生活者として、原子力の問題にどう向きあえるのか、その問題を抱きつづけて自問する本です。スリーマイル島事故の経験から中尾さんがわかったことは、「原子力は素人を閉め出している!」ということ。しかし、そこに素人としての足場をどう築けるかに私たちの未来はかかっているのでは?

中尾さんが、独特の切り口で、原発事故前後の報道や、世界各地の専門家たちの態度やふるまい、原子力にまつわる人間の歴史を解説します。

 東日本大震災、福島第一原子力発電所の事故という、この大災禍のもとで、これからの世界をどう生きていくか。私たちが、素人の、常識的な立場から、原子力や放射能汚染について考えることが、この絶望のなかを生きる手だてになるのではないか。科学史家の山田慶兒さん、文芸評論家の加藤典洋さんらが聞き手として参加。今後どう生きていくべきかを、一人ひとりの立場から考えます。


   2011年 晩夏
         編集グループSURE(代表・北沢街子)


第一章  原発事故を前にして、私たちは何を言うことができるのか

第二章 核という不全技術が生んだ、管理と隠蔽の社会

第三章 一つの言葉によって隠される、もう一つの言葉

中尾ハジメ
1945年、東京生まれ。京都精華大学教員。環境社会評論家。
著書に『スリーマイル島』(野草社)。訳書にL・オルソン『アンビヴァレント・モダーンズ』(共訳、新宿書房)ほか。


ご注文方法(本書は直接販売のみです)

郵便局備付けの郵便払込用紙に、ご住所、お名前、電話番号、書名『原子力の腹の中で』、冊数をご記入の上、
〔00910-1-93863 編集グループSURE〕あてに、一冊につき2520円(定価2310円+送料210円)をお払込みください。
わたくしどもより責任をもって、郵送にてお届けいたします。
※送料は一回のご注文につき、書籍、雑貨、チケットを問わず何点でも210円です。(日本国内、同一の宛先に)


中尾ハジメ
『原子力の腹の中で』
2011年9月下旬刊行、四六版・並製 240ページ、定価2310円(本体2200円+税)、編集グループSURE



SUREの新刊のご案内


編集グループSURE・編

『北沢恒彦とは何者だったか?』

2011年6月中旬刊行

人びとの証言が織りなす、

その生涯の記憶のタペストリー

語られる者の歴史と、語り手の人生の時間が交差する、
新しい伝記への試み。
編集グループSURE創始者・北沢恒彦(1934−1999)、
京都の町の一隅に生きた65年間


読売新聞・本よみうり堂 (2011年6月28日読売新聞)
毎日新聞・毎日の本棚 (2011年7月17日毎日新聞)
BOOK asahi.com(2011年8月19日週刊朝日)

刊行のごあいさつ

 編集グループSUREの創始者、北沢恒彦(1934ー1999)の生涯を、関係者たちの証言でたどる評伝『北沢恒彦とは何者だったか?』を刊行いたしました。
 北沢恒彦は、1934年、正規の婚姻関係にない両親のもと、京都で生まれました(当時の姓は「吉岡」)。幼時に実の両親から引き離されて、京都市左京区の米屋、北沢三郎・好納夫妻に預けられ、のち、その養子となります。高校生時代に、非合法化された共産党のもとで朝鮮戦争反対の運動に加わって、火炎瓶を投じるなどして逮捕。起訴を経て、およそ2ヵ月間を牢獄で過ごしました。
 同志社大学卒業後は、製パン会社を経て、京都市役所に勤務し、かたわら、京都ベ平連によるベトナム反戦運動、雑誌「思想の科学」の刊行などにも参加します。1967年、京都市役所内での勤務部局が、京都市中小企業指導所に移ると、ここでの中小企業診断士としての仕事に興味を深めるようになりました。これにより、京都の町をくまなく歩きつつ、商店主たちとの具体的なやりとりを通して、社会と人間のかかわりをさぐる作業を、1995年、満60歳での定年退職まで続けました。
 その後は、京都精華大学の非常勤講師として「風土論」を講じるほか、左京区の実家を根城に、ひとりきりで「編集グループSURE」主筆を名乗って個人ジャーナル〈SURE〉の発刊を続けました。1999年11月、65歳で自死しました。


 私ども編集グループSUREは、その後、同じ工房とグループ名を引き継いで、このちいさな出版運動を続けています。
 北沢恒彦の生涯のありかたを明らかにすることは、私どもにとっても、自分たちの原点を確かめる上での長い宿題と考え、この本の刊行の計画を温めてきました。このたび、北沢恒彦の幼時から付きあいのあった方がたをはじめ、多くの人たちから証言をいただくことができました。こうした直接の知人の生の声のみで構成する伝記は、一冊の評伝の表現方法としても、ひとつの挑戦となるかと存じます。
 みなさまのご一読をお願いし、ご案内を差し上げます。


  2011年春

  編集グループSURE(代表・北沢街子)




本書に登場する主な語り手たち


編集グループSURE・編
『北沢恒彦とは何者だったか?』
2011年6月中旬刊行
四六版・上製 336ページ
北沢恒彦年譜/解説 黒川創
定価3150円(本体3000円+税)


ご注文方法 (本書は直接販売のみです)

同封の、または郵便局備付けの郵便払込用紙に、ご住所、お名前、電話番号、書名(『北沢恒彦とは何者だったか?』)、冊数をご記入の上、〔00910-1-93863 編集グループSURE〕あてに、一冊につき3360円(定価3150円+送料210円)をお払い込みください。わたくしどもより責任をもって、郵送にてお届けいたします。
※送料は一回のご注文につき、書籍、雑貨、チケットを問わず何点でも210円です。(日本国内、同一の宛先に)



2011年5月下旬刊行
山田慶兒・編集グループSURE
『コーランを読んでみよう』

世界は、そこから、どんなふうに見えているんだろう?
その場所は、ここと、どんなふうに違っているんだろう?
わたしたちは、どんなふうに、つながっているんだろう?

気になりながら、まだ読んだことがない、イスラム教の聖典「コーラン」。科学史家・山田慶兒さんといっしょに、これを全巻通して読んでみよう!
「異なる文化」を理解するのは、簡単なことではない。けれど、人びとが大切にしている「聖典」を読んでみることは、最初の一歩にはなりそうだ。


毎日新聞・毎日の本棚 (2011年6月30日毎日新聞)

刊行のごあいさつ

 イスラム教の聖典「コーラン」を読んでみたいと思いました。原文はアラビア語。それを読むのは私たちには無理なので、とりあえず、日本語訳の岩波文庫『コーラン』(井筒俊彦訳、全3巻)を。いい訳だと聞いていたので、これなら最後まで読み通すことができるのではないかと、考えました。
 科学史家の山田慶兒さんに、読書会のリーダー役をお願いしました。人類の歴史に見識豊かな山田さんなら、平易な言葉づかいで、初歩的な疑問も、ともに考えていただけそうだったからです。
 かつて、日本の私たちにも、アラブの世界には、漠然とした憧れがありました。沙漠をラクダで旅するキャラバンのイメージとか。
 2001年、アメリカ合衆国で起こった9・11事件以来、これとはまったく異質なイスラームやアラブ世界のイメージがメディアを覆うようになりました。それからの10年間、私たちは、この恐怖と緊張に満ちたイメージのなかに閉じ込められて過ごしてきたように感じます。
 もちろん、かつての「月の沙漠」のアラブのイメージが、ひどく一面的だったことは確かでしょう。ですが、そうかといって、現在の国際政治、戦争、石油利権などから語られるイスラーム、アラブ世界の像だけが、事実に即したものだとも思えないのです。
 何が事実かを判断するのはむずかしい。ましてや、「異文化を理解する」などというのは。けれど、まず、そこの人たちが大切にしている「聖典」を読んでみることは、なにか、未知の世界を理解しはじめる手がかりを私たちにもたらしてくれそうに思いました。読みながら、議論を重ねていくことができれば、理解出来ることもあるでしょう。読まないままでいるより、ずっと身近に感じられることもありそうに思えます。
 まず、ここから始めてみよう、というのが、私たちの出発点でした。
 3部構成によって、岩波文庫『コーラン』を上・中・下巻と読み進みながら、私たちの普段の言葉づかいで、この聖典の内容、歴史と社会背景などを読み解いていきます。



   2011年春

        編集グループSURE(代表・北沢街子)


ご注文方法(本書は直接販売のみです)

同封の、または郵便局備付けの郵便払込用紙に、ご住所、お名前、電話番号、書名(『コーランを読んでみよう』)、冊数をご記入の上、〔00910-1-93863 編集グループSURE〕あてに、一冊につき2835円(定価2625円+送料210円)をお払込みください。わたくしどもより責任をもって、郵送にてお届けいたします。
※送料は一回のご注文につき、書籍、雑貨、チケットを問わず何点でも210円です。(日本国内、同一の宛先に)


山田慶兒・編集グループSURE
『コーランを読んでみよう』
2011年5月下旬刊行
四六判・並製、288ページ
定価2625円(本体2500円+税)
発行・発売 編集グループSURE



2011年4月刊行

小沢信男・津野海太郎・黒川創

『小沢信男さん、あなたはどうやって食ってきましたか』


自ら書く、いっぽうで、編集もする。作家であり編集者でもある3人による、共同制作の試み?


──現役最長老級、今年84歳の作家・小沢信男さん。
いまも軽快に町をくまなく歩き、旺盛に創作活動を続けておられるけれど、はたして、この人はいったいどうやってこれまで食ってきたのか?!



小沢信男・津野海太郎・黒川創
小沢信男さん、あなたはどうやって食ってきましたか
2011年4月刊行
定価1890円(本体1800円+税)
四六版・並製 152ページ
編集グループSURE



書き、読み、そして編集する。
笑いとカンシャクの人、小沢信男さんの仕事と人生と文学運動の全貌を、異なる世代で共通の作業を続ける津野海太郎と黒川創が、つっこみ、議論をしながら、根掘り葉掘り聞きだしていきます。


『小沢信男さん、あなたはどうやって食ってきましたか』

刊行のごあいさつ

現役最長老級、今年84歳の作家・小沢信男さんは、今も軽快に東京の町のあちこちを歩き、旺盛に創作活動を続けておられます。あまりにお元気なので、私たちも、つい、この人が「最長老」なのだということを、ほとんど意識することもなく、今日に至りました。 とはいえ、すでに60年以上にわたっている小沢さんの作家生活は、実に多面的なものとして知られています。 花田清輝、長谷川四郎らと、共同制作にもとづく芸術運動の試みを続けた人。 小説から、犯罪ルポという分野へとはみだして(?)、一連のルポ作品に豊かな人間観察、社会史の広がりを刻み込んだ人。 雑誌「新日本文学」の活動に50余年にわたって加わり、ついにみずからそれに終止符を打たせた人……。 つまり、小沢さんの長い作家生活を知ることは、ここに至る日本の文学運動、芸術運動のひとつの流れを追体験することにも重なるわけです。 でも、この人は、そういう多彩な(けれど、お金にはあまり縁がなさそうな)活動を続けながら、いったい、どうやって食べてきたの? それが、まず、私たちが抱いた疑問でありました。 いや、いろいろ道はありそうなんです。 主な聞き手は二人。世代は異なるけれど、小沢さんと同じく書き・読み・編集する活動を続ける津野海太郎、黒川創。 小沢さんの今日に至るまでの歩みが、二人の聞き手から繰り出される、つっこみや議論を通して、次つぎと展開されていきます。小沢さん曰く、「支離滅裂なのに読みやすい」。 日々の暮らしの知恵、年齢の重ねかたへのヒントとしても、お役に立つのではないかと思っています。

       2011年春

         編集グループSURE (代表・北沢街子)



本書の目次 親のすねのかじりかた/じつは、こまごまと働いてきたんです/政治がわかんないやつだと思われて/次から次へと瓢箪から駒/花田清輝の「共同制作」とは?/長谷川四郎と、兄貴・長谷川濬/銀座の自動車商会のせがれ/受験・落第・結核療養/竹刀はやわらかく持つ/モダンと学帽/雑誌「新日本文学」を終わらせる/原稿料がわりに絵をもらった/調べて書く楽しみ/水による東京の境界線/創作の無所有へ/ウソをつこうという意欲/連句が気になって/句会と詩人たち/ロシアでの井上光晴/二つの戦後文学/飲めないままの酒のこと/ここにこんな人がいる/人は生きているように死んでいる/町を歩いて、発見する



ご注文方法(本書は直接販売のみです)

同封の、または郵便局備付けの郵便払込用紙に、ご住所、お名前、電話番号、書名(『小沢信男さん、あなたはどうやって食ってきましたか』)、冊数をご記入の上、〔00910-1-93863 編集グループSURE〕あてに、一冊につき2100円(定価1890円+送料210円)をお払い込みください。わたくしどもより責任をもって、郵送にてお届けいたします。※送料は一回のご注文につき、書籍、雑貨、チケットを問わず何点でも210円です。(日本国内、同一の宛先に)



山田慶兒『技術からみた人類の歴史』

「宇宙の根本法則の追求」から、
「身近な世界の探究」へ──。

2010年9月中旬刊行
四六判並製、192ページ、定価2310円(本体2200円+税)
発行・発売 編集グループSURE

この時代に、
わたしたちは、
どこから来て、
どんな未来へと
向かうのだろう?


本書の主な内容


山田慶兒『技術からみた人類の歴史』

刊行のごあいさつ

 わたくしども編集グループSUREは、今秋、科学史家・山田慶兒さんによる畢生のレクチャー、『技術からみた人類の歴史』を刊行いたします。ゆかりの読者のみなさまに、ご案内を申し上げます。

 この21世紀初頭、わたくしたちは、現代科学技術文明が到達した社会のただなかを生きています。ただし——、これは核と高性能ミサイルによる国家間の軍事技術競争に象徴されており、また、芸術やスポーツまでもが科学技術への従属の下に置かれる時代をも意味していると言えそうです。

 こうした科学技術文明は、人間の歴史のなかでどのような道筋をへて形成され、さらには、これからいったいどこへ向かおうとしているのでしょうか。著者の山田慶兒さんは、日ごろの暮らしのなかの誰にも通じる言葉で、それを解き明かしていく必要があると感じておられます。

 人類の技術の歴史は、旧石器時代、石と石とをぶつけあって打製石器がつくられたときから、すでに始まっています。こうした「道具」の種類が増えるにつれて、それに対応する概念——つまり、人間の言語も豊富になってきたことでしょう。

 新石器時代にいたると、大規模な農業も始まり、さらには、世界のあちこちに、いわゆる「四大文明」が発展する時代へと移ります。

 建築、船、車、織物……今日へと続く「技術」の原型は、すでにそのころにはほぼ出揃っていたのだと、山田さんはおっしゃいます。

 ギリシアのターレスらに始まって、釈迦、孔子、ピタゴラス、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、孟子、荘子、ユークリッド……イエスにいたるまで、偉大な「人類の教師」たちが、続々と現れてきたのが紀元前600年ごろからの数百年間。

 こうした人間の活動の三つの基本的要素〈作る(製作)〉〈知る(認識)〉〈表す(表現)〉——技術、科学、芸術——を、一人の個人のなかに統合して活躍するレオナルド・ダ・ヴィンチのような人物が登場するのは、それから千数百年を経てのこと……。

 山田慶兒さんのレクチャーは、こうした人類の歴史を跡づけていくだけでなく、これの上に立ち、いま、わたくしたち一人ひとりが生きる場所での「土法」(その土地に根ざしたやり方)を掘り起こしながら、同時代の課題と取り組む方法へと道を開きます。

この時代、文明は栄えているのに、まさにそのこと自体が、なんとなく不安。だからこそ、わたくしたちがここに立ち至ったゆえんも、心得ておきたい。

 そういう思いで、この一冊の制作を進めております。

 なにとぞ、みなさまのご予約をお願いいたします。


2010年 水無月

         編集グループSURE 一同(代表・北沢街子)


山田慶兒『技術からみた人類の歴史』
2010年9月中旬刊行
四六判並製、192ページ、定価2310円(本体2200円+税)
発行・発売 編集グループSURE


ご注文方法
(本書は直接販売のみです。)

同封の、または郵便局備付けの郵便払込用紙に、ご住所、お名前、電話番号、 書名(『技術からみた人類の歴史』)、 冊数をご記入の上、

〔00910-1-93863 編集グループSURE〕あてに、一冊につき2520円(定価2310円+送料210円)をお払い込みください。

本が出来上がり次第(9月初旬予定)、 ただちに、わたくしどもより責任をもって、 郵送にてお届けいたします。

※送料は一回のご注文につき、書籍、雑貨、チケットを問わず何点でも210円です。 (日本国内、同一の宛先に)




SUREの新刊

祝 米寿記念出版

鶴見俊輔『もうろく帖』

2010年6月下旬刊行
半上製糸かがり、箔押し、文庫サイズ、190ページ、口絵ページ(著者自筆)カラー刷り、著者検印つき
定価2100円(本体2000円+税)
発行・発売 編集グループSURE


「夢をみる時間をあたえられたことに感謝する。」

88歳、その思索と著述を支える秘密、

座右の覚え書きのノートをそのまま公開。


鶴見俊輔『もうろく帖』

刊行のごあいさつ


今年、2010年6月25日、京都在住の哲学者・鶴見俊輔さんは、満88歳の「米寿」をお迎えになります。

 この機会に、私ども編集グループSUREは、老年期の鶴見さんの思索と著述を支えてきた座右の覚え書きのノート『もうろく帖』を、そのまま翻刻、刊行するお許しをいただきました。

 美装の手帳型の一冊に、1992年から2000年までの鶴見さんの精神のうごきのありようを再現し、ゆかりの読者のみなさまにお届けしたく、ご案内をさしあげます。


 この一冊の本に書きとめられているのは、いずれも、詩のような短いフレーズばかりです。

 さまざまな古人・今人たちの著作や作歌からの、気になる一節の抜き書き。また、それらに触発されて湧きあがってきた、鶴見さん自身の新たな発想。他者と自己とのきれぎれな着想が、それぞれに立ちあらわれて、自在なダンスを舞っているかのようです。

いわく──。

「馬鹿孤ならず、必ず隣有り。目の寄る所たまが寄る。」平賀源内

「偉大な冒険とは同じ顔の中に日ごと見知らぬものが現われるのを見ることだ」アルベルト・ジャコメッティ

 

「けっしてまちがいのないような愛からは永遠に解きはなちおきたまえ」澤村光博

「よぼよぼのじいさんと自分を見る。──みずからをよぼよぼと見さだめることのむずかしさ、それには日々の努力がいる」鶴見俊輔


……というぐあい。


混じり気なしの手帖です。ほかには何の飾りもありません。欧文・漢文の詩などの抜き書きには、若干の試訳や後注を鶴見さんに付していただきました。

鶴見俊輔「『もうろく帖』について」を、書き下ろしの後記としています。


2010年 水無月

編集グループSURE一同(代表・北沢街子)


2010年6月下旬刊行
鶴見俊輔『もうろく帖』
半上製糸かがり、箔押し、文庫サイズ、190ページ、口絵ページ(著者自筆)カラー刷り、著者検印つき
定価2100円(本体2000円+税)
発行・発売 編集グループSURE


この本に関する記事

(朝日新聞 asahi.com 2010/7/19 記事「米寿を記念し「覚書ノート」 哲学者の鶴見俊輔さん」)


ご注文方法 (本書は直接販売のみです。)


同封の、または郵便局備付けの郵便払込用紙に、ご住所、お名前、電話番号、 書名(『もうろく帖』)、冊数をご記入の上、 〔00910-1-93863 編集グループSURE〕あてに、一冊につき2310円(定価2100円+送料210円)をお払い込みください。 郵便局からの伝票を確認し次第、 ただちに、わたくしどもより責任をもって、 郵送にてお届けいたします。
※送料は一回のご注文につき、書籍、 雑貨、チケットを問わず何点でも210円です。 (日本国内、同一の宛先に)




鶴見俊輔『ちいさな理想』


2010年2月中旬刊行

四六判並製、248ページ 定価2520円(本体2400円+税)

発行・発売 編集グループSURE


鶴見俊輔『ちいさな理想』刊行のごあいさつ

哲学者・鶴見俊輔さんによる最新の評論・随想集、『ちいさな理想』を刊行いたしましたので、お知らせいたします。

著者が70歳から80歳代にかけて書きついできたものを中心に、ほかでは読めない85本の論考を選りすぐりました。

この「21世紀」という時代を、過ぎてきた「20世紀」と合わせて見わたし、それを正面から論じたもの。

悩みや抵抗を体のなかに抱えつづけて、そこに実ってくる思想の力に目をむけたもの。

ひとりきりの読書のひそかな愉しみ、時とともに熟れてくる、その味わい……。

今年、満88歳の米寿をお迎えになる鶴見さんの思索は、さらにみずみずしく、新しい冒険へと乗りだしていきます。

時代の行方は、これからいっそう先の見えない暗がりにむかって進むかもわからない。けれども、そうした薄明のなかにあってこそ、ぽつん、ぽつんと、彼方にともる希望の火種を見つけだすこともできるのではないかと、鶴見さんはおっしゃいます。

ちいさな理想──。つましくも持続するともしびが、これからの時代に、私たちの足もとを照らしていくことを望みつつ、この一冊を送りだします。

ご注文をたまわれれば、ありがたく存じます。


2010年 新春

編集グループSURE 一同(代表・北沢街子)


この本に関する記事

(サンデー毎日 2010年4月4日号 掲載)


注文方法はこちら




新シリーズ《この人に会いたかった》全5巻 完結いたしました。


各巻ともA5判、およそ120頁。価格は各巻本体1200円+税60円。

《この人に会いたかった》全5巻 ラインナップ

ごあいさつ

私ども編集グループSUREは、ぜひお会いしたいと思っていた5人のゲストをSURE工房にお迎えし、じっくりとお話をうかがうことができました。ちょっと緊張気味の幕開け。そして、素朴でぶしつけな質問の連続にも根気よく答えてくださるうちに、ゲストの方の語り口もじょじょに打ちとけて……。ゲストもさることながら、ほかの参加者も、塩沢由典さん(1、4巻)、海老坂武さん(2、4巻)、加藤典洋さん(2巻)、杉本秀太郎さん(3巻)、山田慶兒さん(3巻)、細川周平さん(3巻)、中尾ハジメさん(2、4、5巻)、ジョセフ・クローニンさん(2、4、5巻)、谷川道雄さん(5巻)など、多彩な顔ぶれです。

これまで以上にのびのびと、スリリングに展開されていくその場の議論に、ゆかりの読者の皆さまもお誘いしたく存じます。

別記のように各巻のご案内を申し上げます。ご検討くださいませ。

2009年9月
編集グループSURE(代表・北沢街子)


●この新シリーズ《この人に会いたかった》全5巻は、一般の書店では販売せず、SUREからの直接販売のみとなります。各巻定価1260円(税込み)。送料が210円です。複数冊や複数巻をお求めの際には、1260円×冊数+送料210円を郵便振替にてお払い込みください。ご購入のさいは、郵便局備付の郵便払込用紙に、ご住所、お名前、電話番号、書名《この人に会いたかった》、巻数あるいは全巻セットなどをご指定の上、〈00910−1−93863 編集グループSURE〉あてにお払い込みください。●

※送料は一回のご注文につき、書籍、雑貨を問わず何点でも210円です。(日本国内、同一の宛先に)



SUREの新刊





SUREの最新シリーズ《鶴見俊輔と考える》 のご案内

SUREデザイン葉書・Tシャツ

  • New!! 2011年デザインTシャツ
  • 1柄/2サイズ 各3500円(税込)

     今年のSURETシャツは、ありそうでなかった、「花を摘む男」!

     実は、4月に刊行した『小沢信男さん、あなたはどうやって食ってきましたか』のカバーイラストです。のんきに見えるでしょう?

    でもポイントは、背後に流れる黒い川。創造の源が、お花畑を流れているんです。

     女性用・男性用の2サイズをご用意。


    「小沢信男Tシャツ」

    ●Tシャツの色は白のみ。イラストの刷り色は黒と黄色です。素材は綿100%。

    ●サイズは、女性向けの160サイズと男性向けのMサイズ。

    お手元のTシャツのサイズを測って、くらべてみてください。(サイズ表でご確認ください)


    SUREの雑貨 購入方法

    郵便払込にて代金をお払い込みください。ご入金があり次第、わたくしどもより責任をもって郵送にてお届けいたします(6月下旬ごろのお届けです)。郵便局備付の郵便払込用紙に、住所、氏名、電話番号、商品名、枚数をご記入のうえ、[00910-1-93863 編集グループSURE]宛に、代金の合計+送料210円をお払い込み下さい。

    なお、ご入金いただいたことが確認できるまで、数日を要します。

    送料は、一回のご注文につき、書籍、雑貨、チケットなどを問わず、何点でも210円です(日本国内、同一の宛先に)。



  • SUREデザイン2010年Tシャツ
  • SUREデザイン絵はがき グリーティングカードなどにもご利用下さい。
  • きむらみほデザイン絵はがき 《おばけ灯台より》
  • yurikoデザイン絵はがき・一筆箋
  • むかしのぬり絵のような瀧口ユリ子のイラストから、絵はがきセットと一筆箋をつくりました。テーマは、「アイヌのひとびとのくらし」です。一筆箋は20枚綴りで、イラスト「エカシ(おじいちゃん)とフチ(おばあちゃん)にコロコニ(ふき)とプクサ(行者ニンニク)もって帰ろ」が、すかしのように薄く印刷されています。
    絵はがき yuriko セット……8 枚1セット/オールカラー/ 1000 円(税込)。
    一筆箋 yuriko……「エカシとフチにコロコニとプクサもって帰ろ」187 ミリ×80 ミリ/20枚綴り/オールカラー/ 500 円(税込)。

  • 瀧口政満作品絵はがき・一筆箋
  • SURE 刊、『樹のなかの音 瀧口政満彫刻作品集』に収められた作品写真から、絵はがきセットと一筆箋をつくりました。一筆箋は20枚つづりで、作品「振りむいた少女」のカラー写真がすかしのように薄く印刷されています。
    絵はがき 瀧口政満セット……8 枚1セット/オールカラー/ 1000 円(税込)。
    一筆箋 瀧口政満……「振りむいた少女」80 ミリ×187 ミリ/20枚綴り/オールカラー/ 500 円(税込)。

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