編集グループ〈SURE〉

鶴見俊輔
悼詞(とうし)

商品写真
逝く人、125人の知人・友人たちに贈った
鶴見俊輔、半世紀にわたる全追悼文集

私の今いるところは陸地であるとしても波打際であり、
もうすぐ自分の記憶の全体が、海に沈む。
それまでの時間、私はこの本をくりかえし読みたい。
これほど多くの人、そのひとりひとりからさずかったものがある。

(『悼詞』あとがき より)

定価3,564円(本体3,300円+税)

四六判並製、416ページ
発行・発売 編集グループSURE

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刊行のごあいさつ

哲学者・鶴見俊輔さんは、60年あまりにわたる文筆活動のなかで、さまざまな分野の実に多くの人たちとの出会いを重ねてこられました。国の違い、また、職業や日ごろの信条の違いをまたいで、その広がりは一つの現代史を織りなすものとも言えるでしょう。

とはいえ、出会いを重ねることとは、いずれは別れを重ねることをも意味しました。鶴見さんは、これまでの人生で、おおぜいの知人・友人たちが逝くのを見送ることにもなったのです。

これまでに鶴見さんは、125人におよぶ人びとへの追悼文を雑誌・新聞などに発表してこられました。そのすべてを編集・収録したのが本書『悼詞』です。

鶴見さんによる追悼の文章は、型にはまった美辞麗句とは無縁です。むしろ、心をこめて、ときに率直な批判も含み、一人ひとりの人柄・仕事・そのおもかげを刻んでいきます。

なぜ、私たちは、ここにこうして生きているのか──。そのことを考える上でも、忘れがたい道標となる、ほかに例のない大きな紙碑がここに置かれます。

ゆかりの皆さまに、発刊を前にして、ご案内さしあげます。

2008年 秋
編集グループSURE(代表・北沢街子)

本書の目次

  • 巻頭詩 無題歌
  • 池田成彬/河目悌二/井口一郎/佐々木邦/バートランド・ラッセル/高橋和巳/志賀直哉/花田清輝/梅本克己/柴田道子/セルゲイ・エリセエフ/港野喜代子/武田泰淳/坂西志保/竹内好/大熊信行/大淵和夫/佃實夫/吉田満/神谷美恵子/遠山啓/土居光知/乙骨淑子/渡辺清/高橋甫/矢牧一宏/小泉文夫/寺山修司/橋川文三/北山茂夫/橋本峰雄/林達夫/岸野淳子/林竹二/足立巻一/野上彌生子/宮柊二/安田武/クリストファー・イシャウッド/判沢弘/貝塚茂樹/長谷川四郎/時岡茂秀/しまね・きよし/富士正晴/深沢七郎/桑原武夫/松原真理子/秋山清/手塚治虫/北岡寿逸/渋谷定輔/後藤宏行/市井三郎/長岡弘芳/赤尾敏/飯河四郎/樺光子/須田剋太/深作光貞/折原脩三/大江満雄/藤岡喜愛/寿岳文章/長谷川町子/新村猛/渡辺慧/和田洋一/望月衛/天野忠/中井英夫/前田俊彦/関根弘/柴地則之/那須正尚/谷川雁/長井勝一/中村きい子/竹森清/丸山眞男/岡本太郎/司馬遼太郎/埴谷雄高/大森荘蔵/嶋中鵬二/金達寿/鈴木均/松田道雄/堀田善衛/加太こうじ/久野収/北沢恒彦/武谷三男/永井道雄/波多野完治/本多秋五/石堂清倫/大野力/奈良本辰也/上野博正/白鳥邦夫/内山尚三/小林トミ/田村義也/藤田省三/ブライス・デウィット/網野善彦/高畠通敏/石垣りん/三島由紀夫/寿岳章子/飯沼二郎/串田孫一/都留重人/加藤芳郎/小田実/河合隼雄/多田道太郎/斎藤真/岡部伊都子/赤塚上二夫
  • 鶴見良行/鶴見和子/鶴見祐輔/鶴見愛子(以上、125人)
  • あとがき

この本に関する記事

朝日新聞 asahi.com 10/16 記事「125人への思いそれぞれに 哲学者・鶴見さん 追悼集を出版」

読売新聞 YOMIURI ONLINE 9/22 記事「鶴見俊輔「追悼文」全仕事」

中日新聞・東京新聞 11/30 記事「戦後思想文化の見事な紙碑」

朝日新聞 asahi.com 12/7 記事「別れに先立つ出会いの圧倒的豊かさ 追悼 鶴見俊輔著」

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