森浩一 編著
京都学ことはじめ──森浩一12のお勉強

京都に長年暮らした考古学者・森浩一が12人の客人といっしょに新たなお勉強
この街を歩く楽しさ、ガイドブックよりずっと満ちています。
この街を歩く楽しさ、ガイドブックよりずっと満ちています。
2004年10月刊行
定価2,200円(本体2,000円+税)
四六判、並製、232ページ
装幀・北沢街子
発売・新宿書房
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『京都学ことはじめ──森浩一12のお勉強』は、考古学者・森浩一さんが、12人のさまざまな分野にわたる客人を招いて、京都という都市や人びとの暮らしの歴史について、新しい光のもとに「お勉強」を始めた、その記録です。いわゆる専門家だけのものでない、ごく日常的なわたしたちの生活の観点から、この街についての理解が深められる格好の一冊となりました。ガイドブックでは満たされない、この街を歩く知的な楽しみもつまっています。
お勉強の時間割
- 地震考古学から見る京都 寒川旭さんと
- 巨椋池のはなし 中川要之助さんと
- 昔話のなかの京都 寺川眞知夫さんと
- 海を渡って日本に来た人たち 門田誠一さんと
- 古代の日本のことば 森博達さんと
- 文学の中の京と東国 浅見和彦さんと
- 菅原道真と天神信仰 竹居明男さんと
- 祇園祭と染織物 高野昌司さんと
- 日本の食と生活文化 小泉武夫さんと
- 古代の家のかたち 石野博信さんと
- 古代の医療 山田慶兒さんと
- 旅と紀行 池内紀さんと
十二のテーマは、ばらばらであり、僕にとって得意な内容もあれば、まったく知らない分野もある。学際領域にまたがるのだから、この対談は僕にとって好個のお勉強になった。
すでに高齢者の仲間である僕にも、毎日のように「疑問」と「発見」が湧いてくる。「なぜだろう」と「なるほどそんな意味だったのか」の連続である。このようにして、素材としての知識は蓄積されるのだが、それをまとめて整理するとなると、今回のような対談が僕には何よりも役に立った。淡々と読んで僕と一緒にお勉強をしてほしい。──森浩一
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