編集グループ〈SURE〉


2021年4月中旬刊行
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文弘樹
こんな本をつくってきた──図書出版クレインと私

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編集者になるなんて、
夢にも思っていなかった

2021年4月中旬刊行

定価2,750円(本体2,500円+税)

四六判・並製、224ページ
発行・発売 編集グループSURE

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文弘樹『こんな本をつくってきた──図書出版クレインと私』 刊行のごあいさつ

本書の著者・文 弘樹さんは、ひとりきりの出版社、クレインを創業して、まもなく25年を迎えます。  第1回日本翻訳大賞を受賞して、日本での現代韓国文学ブームのさきがけとなった『カステラ』(パク・ミンギュ著、ヒョン・ジェフン、斎藤真理子訳)。

「夭逝した作家・佐藤泰志のリバイバル・ブームを巻きおこし、いくつもの小説作品の映画化にも結びついた『佐藤泰志作品集』。

パレスチナの視界から、現代世界への深い考察を続けたエドワード・サイードが、思索のエッセンスをみずから語った『ペンと剣』(中野真紀子訳)。

むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞・優秀賞(第3回)を受賞する 在日総合誌『抗路』の継続的な刊行……。

60点余りに及ぶクレインによる多様な書籍出版は、現代日本社会の一隅に生きる私たちに、知恵のともしびの役割をたびたび果たしてくれています。

企画立案、著者・関係者との相談や交渉、書籍製作、装丁、ホームページの管理や営業活動……まで。たった一人の編集者としての文さんの働きは、多岐にわたって展開していきます。

どうして、こんな方法を選んだか?

 もちろん、ここには、今日に至るまでの文さん自身の人生の歩みが、深く関わっています。

本書は、15歳の少年時代から45年間にわたる親友、作家・黒川創らを聞き手に、文さんの出版活動を支える思索、方法、経験の数かずをつぶさに明らかにしていきます。

人間の仕事とは、何か?

どうやって、本はつくられていくのか?

一人の大衆、あるいは、一人のマイノリティとして、日本社会を生きることとは、いったいどういう経験か?

           

本書には、今の時代を生きる豊かな知恵と努力の軌跡が詰まっています。

これからの学業や就職を考えようとしている若い人たち。また、これまでの自身の歩みを振り返って、確かめてみようとしている先行世代の人たちにも。世代の違いを越えてお勧めしたい、編集グループSURE最新の1冊です。

2021年 弥生

編集グループSURE(代表・北沢街子)


著者略歴

文弘樹(ムン ホンス)

1961年、京都市内、南区東九条生まれ。 少年時代を同じく伏見区竹田で過ごす。 同志社大学文学部を卒業後、東京へ。 雑誌「思想の科学」編集部、水道工事店、映像制作会社、実用書の出版社などを経て、図書出版クレインを設立。 編集者・経営者として、「一人出版」の活動を25年にわたって続ける。

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