奈浦なほ・文/きむらみほ・絵
おばけ灯台──わるい子の絵本2
ほいくえんのとき、仲よしだったミドリちゃん。
このごろ、彼女はいじわるだ。
学校でボクをいじめる。
悪口いって、つきまとう。
ある日、ボクは、灯台にむかって街をでた……。
2006年12月刊行
定価1,540円(本体1,400円+税)
B6判、上製、48ページ、オールカラー
装幀・SURE装幀室
編集・編集グループ〈SURE〉
発行・SURE
発売・新宿書房
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わたしは悪い子だったので、そして今も悪い子を自分の中に育てているので、この絵本になぐさめられています。悪い子を自分の中にもっているすべての人におすすめします。
鶴見俊輔(哲学者)
刊行のごあいさつ
大人もこどもも楽しめるシリーズ〈わるい子の絵本〉の第2弾『おばけ灯台』(文・奈浦なほ、絵・きむらみほ)を2006年12月に刊行いたしましたので、ご案内いたします。
このシリーズは、誰の心のなかにもいる「わるい子」──つまり、他の周囲の人たちとはちょっと違っていて、いくらかひねくれてもいるけれど、それゆえ、けっして譲りわたすことのできない自分のなかのいちばん大切な部分──に光を当てることで、ご好評を得ています。
『おばけ灯台』の主人公タロウくんは、保育園のころ仲よしだったミドリちゃんから、このごろ、しきりにいじめられています。でも、よく見ていると、ミドリちゃんは、なんだかタロウのことがとっても気になっているみたい。ひとりぼっちのタロウくんが、自分のなかでこっそり育んでいる世界の姿は?そして、ミドリちゃんの正体は……。
文・奈浦なほ、絵・きむらみほの2人は、びっくり仰天、パンキーな子育てストーリーで絵本界に新風を吹きこんだ『ママのだいへんしん』(偕成社)で知られる、姉妹コンビです。姉・奈浦なほは育児、教育方面のルポライターとしても活躍し、妹・きむらみほはイラストレーターとして準朝日広告賞受賞者でもあります。
ご好評をいただいた〈わるい子の絵本〉第1弾、『あたらしい人生』(絵・文 北沢街子)から3年余り、満を持しての刊行です。広くみなさまのお手元に置いていただけますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
2006年12月
編集グループ〈SURE〉 編集長 瀧口夕美
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