編集グループ〈SURE〉

中尾ハジメ
電気じかけの俺たち──原子力の腹の中で 2

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原発の電気がないと、
私たちは生きられない!?
あの3・11から、2年目の夏を迎えて──
不安なことは、まだ、いろいろある
私たちは、「本当のこと」を知っているのか?
未来への心がまえは、どうしたらいいの?

2012年7月上旬刊行

定価2,376円(本体2,200円+税)

四六判・並製、およそ200ページ
発行・発売 編集グループSURE

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刊行のごあいさつ

 あの震災の起きた3月11日から二度目の夏を迎えようとしています。福島第一原発事故は、膨大な放射性物質をこの世界に撒き散らしましたが、その災禍の全貌はまだ現れてきていません。本書はこれからの核汚染下での私たちの暮らしと生き方をめぐって、かつてスリーマイル島事故のフィールドワークなどを行った環境社会評論家・中尾ハジメが、進行役の作家・黒川創、ジャーナリスト・今井一、法哲学者・那須耕介らと討議を重ねた記録です。

全ては想定されていた!!

 中尾さんは、「核の平和利用という吊の下、原子力発電に踏みだしたときから、すべての被害は予測されていたんです」と話しはじめました。

 原爆や、ビキニ環礁水爆実験、スリーマイル島事故、チェルノブイリ事故のあとの、人びとの様子、そして事故後の政府や医師たちのふるまいを検証していきます。

置き去りにされた倫理

 「責任」と「公正」をめぐって、議論は深められていきます。国や東京電力の責任。医師や行政、専門家の責任、そして、原発を容認してきた私たちの責任。

 「日常社会の中でどういうふうに権力が動いて、どういうふうに自分たちの力が社会を動かすことに反映するか、もう一つちがう次元で考える必要があります。責任追及は大いにしたらいいです。でも、責任追及をすることが自分たちが社会のかたちを変えていくことだと思ったら大まちがい!」と中尾さんは語ります。

では、どんな手だてが?

 大阪、十三にある「シアターセブン」でのイベント「中尾ハジメ×黒川創レクチャー&トーク──いま進行しつつある危機について」の記録も収録。「みんなで決めよう、『原発』国民投票」の事務局長でもある今井一さんは、原発の問題を政治家や一部の「専門家」たちに一任してしまうのではなく、ふつうの市民が自己教育をかさねて、この問題に立ちむかわないと、解決の道はない、と熱弁。ほんのすこし前まで、何も知らなかった、あるいは、うまく考えられなかった、原発のこと、そして、社会における責任の果たし方。これからは意見交換をして、自己教育をして、脱「電気じかけの俺たち」!

 お申し込みをいただいた方には、わたくしどもより責任をもって、郵送にてお届けいたします。

2012年 夏
編集グループSURE (代表・北沢街子)

本書の目次

  • 第一章 すべては想定されていた
  • 第二章 置き去りにされた倫理
  • 第三章 社会のかたちを変えるには

著者について

中尾ハジメ

1945年、東京生まれ。京都精華大学教員。環境社会評論家。著書に『スリーマイル島』(野草社)。訳書にL・オルソン『アンビヴァレント・モダーンズ』(共訳、新宿書房)ほか。

既刊

中尾ハジメ『原子力の腹の中で─福島第一原発事故のあとを、私たちはどう生きるか』

中尾さんが独特の切り口で、原発事故前後の報道や、専門家たちの態度やふるまい、原子力にまつわる人間の歴史を解説。私たちが、素人の、常識的な立場から、原子力や放射能汚染について考えることが、この危機と上安のなかを生きる手だてになるのでは?

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