森浩一『森浩一、食った記録』
戦後日本の考古学界を、地域と人びとが織りなす〈古代学〉の視野に立ってリードしてこられた森浩一さんが、この夏、満七十七歳の“喜寿”をお迎えになりました。わたくしども編集グループ〈SURE〉は、これを記念して、森浩一著『森浩一、食った記録』を制作いたしました。
広く読者を得た『食の体験文化史』(中央公論新社)などでも知られるように、森浩一さんは考古学界きっての“くいしんぼう”でもあります。本書『森浩一、食った記録』は、『食の体験文化史』執筆の前後二十一年にわたって一日三度の食事のたびに著者自身が細かに書きとめ続けた食材の記録の総ざらえをはじめ、森浩一さんのこれまでの「旅」と「食」で綴られた個人史が見わたせる、楽しい一冊となっています。また、こうした「食」という観点は、古代人から現代人までを共通の経験でつなぎ、森浩一さんによる〈歴史〉へのまなざしの一貫した手だてともなってきたようです。
『森浩一、食った記録』は、主として森浩一さんの身近な読者を念頭に、記念の限定版として編集いたしました本ではございますが、わずかな部数ながら、〈SURE〉ゆかりの森浩一ファンの皆さまにもお届けする手はずが整いましたので、お知らせする次第です。
ご興味ある方にご一読いただければ、幸甚に存じます。
二〇〇五年 盛夏
編集グループ〈SURE〉一同(代表・北沢街子)
目次
- 食の自分史 はじめに代えて
- 母と父からの食の知識
- 母は図書館だった
- 父と灰皿
- 飲食雑考
- ウニ・ナマコ・ホヤ
- 奉行と小魚料理
- 高いジュース
- 食欲と二種のタイプ
- かつおの腹皮
- 食物二百種
- 命のばし
- 川路聖謨と食の教養
- 心に残った六年間の食事 今月うまかったもの
- 二十一年間の食材記録
- 食材の統計 一九八一年から二〇〇一年
- 食の統計について
- 一九九九年以降の主な著作一覧
- おわりに 五つの質問に河内弁で答える
A5判、並装、180ページ/初版600部(限定版)/検印紙、著者検印付き /題字、本文、見返しイラスト・著者/装幀・北沢街子/定価3,360円(本体3200円+税160円)/2005年7月刊
森浩一、食った記録 購入方法
※SUREからの直接販売のみに限らせていただきます。当工房に直接ご注文ください。
郵便局備付の郵便払込用紙に、郵便番号、ご住所、お名前、電話番号、E-mailアドレス(お持ちの方)書名(『森浩一、食った記録』)、冊数をご記入の上、
あてに、一冊あたり3360円(本体3,200円+税160円)と送料210円をお払い込みください。お払い込みを確認次第、ただちに責任をもって郵送にてお届けいたします。
* 送料は一回のご注文につき、書籍・雑貨・チケットを問わず、何点でも210円です。(日本国内、同一の宛先に)
2005年7月
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