《鶴見俊輔と考える》
特別予約注文のご案内

鶴見俊輔 著

SUREの新シリーズ いよいよ刊行が始まりました! 《鶴見俊輔と考える》全5巻 特別予約注文のご案内

ごあいさつ
京都にお住まいの哲学者・鶴見俊輔さんは、今年2008年、満86歳をお迎えになります。 私ども編集グループSUREは、鶴見さんご自身の企画で、この1年あまりのあいだに5人のゲストをお迎えし、鶴見さんとの座談のかたちでじっくりとお話をうかがうことができました。独自の分野で思索と研究を重ねてこられたゲストのお話に耳を傾け、また、こちらからも素朴な疑問をぶつけたりしているうちに、いつも、時刻は午後から夜更けへと……。まさに談論風発。 座談の名手、ホスト役をつとめる鶴見さんの含蓄とユーモア豊かな“つっこみ”も、ますます冴えわたります。 このたびは、A5判、およそ120ページという充実したページ構成で、のびのびと、自由に展開されていく、その場の議論に、ゆかりの読者の皆さまもお誘いしたく存じます。 全巻を予約いただいた方には、お得な税・送料サービスの代金にて、それぞれの巻が隔月にできあがるごとに、責任をもって最優先にてお届けいたします。 別記のように各巻のご案内を申し上げます。ご検討くださいませ。

2008年 如月
編集グループ〈SURE〉(代表・北沢街子)

《鶴見俊輔と考える》全5巻 ラインナップ

第1巻 2008年2月下旬刊行 *既刊
「中国の医術を通して見えてきたもの──天文学から『夜鳴く鳥』へ」
ゲスト・山田慶兒(科学史家)


第2巻 2008年4月下旬刊行 *既刊
「科学と信仰のあいだで」
ゲスト・柳瀬睦男(物理学者・カトリック司祭)


第3巻 2008年6月下旬刊行予定
「わたしの中の38億年──生命誌の視野から」
ゲスト・中村桂子(JT生命誌研究館館長)


第4巻 2008年8月下旬刊行予定
「歴史の中を人間はどう生きてきたか──私たちの場所から中国中世を見る」
ゲスト・谷川道雄(中国史家)


第5巻 2008年10月下旬刊行予定
「この時代のひとり歩き」
ゲスト・海老坂武(フランス文学者)


各巻とも、A5判 およそ120ページ
価格 各巻本体1200円+税
*各巻のタイトルは変更する場合があります

《鶴見俊輔と考える》全5巻 特別予約注文のご案内

この新シリーズ《鶴見俊輔と考える》全5巻は、一般の書店では販売せず、SUREからの直接販売のみとなります。
《鶴見俊輔と考える》全5巻の購読をまとめてご予約くださいますさいには、各巻本体1200円+税60円+送料210円=計1470円のところを、税・送料をすべてサービスし、1200円×5巻=合計6000円にて承ります(2008年10月末まで)。各巻・隔月の刊行のたびに、ただちに責任をもって郵送にてお届けいたします。
各巻ごとのお求めのさいには、いずれの巻かをご指定の上、本体1200円+税60円+送料210円=計1470円をお払い込みください。ご指定の巻の刊行次第、ただちに責任をもって郵送にてお届けいたします。
ご購入のさい、同封の、または郵便局備付の郵便払込用紙に、ご住所、お名前、電話番号、書名《鶴見俊輔と考える》、巻数あるいは全巻セットなどをご指定の上、
00910−1−93863
編集グループSURE
あてにお払い込みください。



第1巻 「中国の医術を通して見えてきたもの──天文学から『夜鳴く鳥』へ」 ゲスト・山田慶兒(科学史家)

「いまの日本で傑出した碩学(せきがく)」と、山田慶兒さんのことを、鶴見さんは評します。(「碩学」とは、学問が広くて深い人のこと。)
自然科学から出発した山田さんは、中国医学の伝授のなかに、そこでの世界観、宇宙観の広がりを縦横無尽に跡づけていきます。独創に満ちたその学風は、どんなふうに生まれてきたのか?
少年時代、故郷・筑後平野で、台風の目のなかに立った話。「京都べ平連」の言い出しっぺとなった話。さらには、マンガ好きとしての意外な一面まで……。きら星のような話題が、ジェットコースターに乗るようなスリルと楽しさのうちに展開されていきます。


第2巻 「科学と信仰のあいだで」ゲスト・柳瀬睦男(物理学者・カトリック司祭)

〈あなたとわたしは、意見が違うし、立場も違う〉──。そういうとき、どうやったら、あなたとわたしは対話できるの? また、お互いに理解しあうことができるのか?
理解する。深く納得する──。そうした瞬間そのものが、ひとつの神秘の体験でもあるのだと、柳瀬さんは言う。ふだんの暮らしも、学問の世界も、これに支えられているからこそ、私たちは「対話」を続けることができるのだと。
若き物理学徒として迎えた原爆投下と日本敗戦。戦後、研究者としての米国生活のなかでの、「原爆の父」オッペンハイマーとの出会い。カトリックと物理学の両方の世界をつらぬき、紡がれた哲学のはなし。


第3巻 「わたしの中の38億年──生命誌の視野から」 ゲスト・中村桂子(JT生命誌研究館館長)

人は死ぬ。けれど、体の中のゲノムというものから考えれば、この「わたし」は、地球上に生命がうまれた38億年前から生きつづけているとも、言えそうだ。ひょっとしたら、かつてミトコンドリアだった「わたし」の記憶も、この体のどこかに刻み込まれているのではなかろうか……。
ゲノム研究の第一人者、中村桂子さんは、とても柔軟で、豊かなアイデアと熱烈な探求心の持ち主です。どんな疑問にも、わかりやすく(というか、わたしたちでも、わかった気がした)、笑みをたやさず、粘り強く、さらに論点を深めながら、答えてくださっています。
10億年後、わたしたちは、どんな生命の中に生きているんだろう?


第4巻 「歴史の中を人間はどう生きてきたか──私たちの場所から中国中世を見る」ゲスト・谷川道雄(中国史家)

中国は進歩のない停滞的な社会か。あるいは、階級闘争を繰り返した社会なのか。それとも、中国独自の近代のありかたを発展させてきた社会なのか──。その「近代化」観をめぐって、長く続いた中国史の時代区分論争。とはいえ、谷川さんにとって、そこに目をこらすことで見えてきたのは、日々の暮らしを生きる〈歴史の主体としての民衆の姿〉でした。
「私たちは、いま、歴史の先端に立っているんです」と、谷川さん。現代と中国中世のつながりを考えることを通して、そこから見える私たちの未来は?
長兄の民俗学者・谷川健一、次兄の詩人・谷川雁らと、故郷・熊本で過ごした少年時代のエピソードも。


第5巻 「この時代のひとり歩き」 ゲスト・海老坂武(フランス文学者)

「国益」が、さかんに叫ばれる今の日本。
でも、「国益」ってなに? と、感じた疑問くらいは素直に口にできるだけの空間がほしい。それが、ふつうの、一人ひとりに暮らしやすい社会だと思うから。
朝は喫茶店でモーニングサービス、それでオーケー。昼は忙しいので、外で適当に食べる。でも、夜、一人で過ごすなら、ちゃんと家で作って食べたい。好みの材料を自分で選び、簡単ではあっても手は抜かず、十分にそれを味わうだけの自分の時間は守っていたい。
フランス文学者の中に息づく「自由」の場所。文体にあらわれる生き方のリズム。


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